同人誌・サイト・イベント開催同人活動ノウハウの全て (コミッカーズマンガ技法書激マンシリーズ 10) ![]() 価格: 1,575円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 はじめに全体的に内容が少々薄いと思います。同人のことについてはそれなりに書かれていて同人誌をつくるにはどうすればいいのか、ということが知ることができます。ただ途中で書かれているマンガの描き方が載っているのですが、すごく簡単に説明されていて結局最後には 「マンガはこの本を参考にしよう!」みたいな感じで同じ激マンシリーズの本を勧めて終わりという形でした。また表紙に簡単なサイトの作り方と書かれていますが「サイトの構想を考える」、「ブログで交流しよう」といったサイトを作ってからのことは何気に書かれてますがサイトを作るまでのhow toがイマイチ説明不足だと思います。星3つにした理由はこん |
モナ・リザと数学-ダ・ヴィンチの芸術と科学 ![]() 価格: 2,310円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ダン・ブラウンのフィクション「ダ・ヴィンチ・コード」を巡る狂騒は映画の公開もあいまって過熱の度合いを増しています。 関連書籍の相次ぐ出版、雑誌の特集からTVの特番まで、毎日どこかでダ・ヴィンチ・ネタを目にします。しかも同じネタを何度も見せられると辟易してしまいます。 こんな時には落ち着いて、レオナルド・ダ・ヴィンチの手記なんかを読むといいと思いますが、本書もなかなか面白い本です。モナ・リザ等の作品において、ダ・ヴィンチが創作する際に用いた様々な手法が説明されています。その手法とはダ・ヴィンチが研究していた美の法則のことです。それはフィボナッチ数、黄金比、シンメトリー、 |
ビギナーズ有機構造解析 ![]() 価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この本を買うきっかけになったのは、「ビギナーズ有機化学」でした。川端先生のわかりやすい解説で、有機化学がいっそう好きになりました。その姉妹版として発売されたこの本は、NMRやMSの詳しい解説が載っています。なぜそうなったのかなどの疑問がわかりやすく解説されていて楽しく読めます。中心になっている説明はNMRやMSですが、IRやUV-VISの説明も載ってます。もの足りない場合も参考図書のページが設けてあり、勉強しやすくなっています。問題もついていて、最後の章には構造を決める手順が書いてあるので実践的でいっそう構造解説がわかりやすくなっていると思います。ぜひ読んで見てください。おすすめです。 |
花はなぜ咲くの? (植物まるかじり叢書 (3)) ![]() 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 開花・花成に関する最新の知見を、国内研究者の仕事を中心に紹介して行く本。 そういう本であると最初から分かった上で読むなら星4つ。 しかし、タイトルから受ける印象は小・中学生向けの啓蒙書。 そういう視点で読むと、明らかに内容が高度すぎる。 興味をもった小・中学生が挫折するのではなかろうか。 また、アカデミック臭のする気取った文体が鼻につく。 ターゲットにする読者層を明らかにして、そこに伝わる書物を出さないと 未来の植物学者の芽をつむことになりかねない。 少し厳しいが、星2つ。 |
マクマリー有機化学〈下〉 ![]() 価格: 4,620円 レビュー評価:4.5 レビュー数:8 各章の最後に“化学余話”というトピックスがあり、この化学余話は、これから有機化学を学んでいくのに必要な知識(有機工業化学など)に触れることができます。全体の内容は、私も高校時代、有機化学を習っていないですが、大学から学ぶことができる本です。まずは、マクマリー有機化学序説から学ぶことがより適当かもしれません。 |
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植物は感じて生きている (植物まるかじり叢書 2) ![]() 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 植物は芽を出した所から動くことができない。しかし、環境からの情報を感じていて、静かに対応する。「これが植物の生きる道」なのだ。 植物は光の情報を活用して、(1)発芽する、(2)緑色化する、(3)日向に出る、(4)花芽を作る、といった反応を行う。関わるのが、フィトクロムというたんぱく質だ。赤色光により活性化した後、核の中に移動し遺伝子を発現させる。 この他に、葉緑体、気孔、耐寒性、重力、ミネラルなどの話題が続く。圧巻だったのは、最終章「香りにこめたメッセージ」である。ここだけで1冊の本になる。 舞台は、キャベ |
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生化学演習―大学院入試問題を中心に (化学演習シリーズ) ![]() 価格: 4,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 まず、内容は非常に濃いです。問題数が半端じゃありません。 また、難度もかなりのものです。ある程度知識があり、根性がないと一冊終わらせるのはきついと思います。 がその点解説は非常に詳しく、参考書としても使えます。受験を経験した方なら、「チャート式」に似た問題集とでも言えば分かりやすいでしょうか。 扱っている問題は、筆者の偏向だと思われますが、東大生化学大学院のものが多いです。東大生化学といえば、かなりのかなりレベルの高い研究をしていることで有名なので、出題される問題もレベルが高いです。 |
植物が地球をかえた! (植物まるかじり叢書 1) ![]() 価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 38億年前誕生した生命は、光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)を生み出す。彼らは、CO2を減少させ酸素を増加させた。酸素は、効率よくエネルギー生産ができる好気性細菌を生じ、これを同居させることで真核生物が誕生する。その一部は、さらにラン藻をとりこみ植物へと進化する。 酸素の増加はオゾン層を生じ、地上への有害な紫外線を激減させる。その結果、植物が地上へ進出し、動物もこれに続く。この流れを築いたのが植物の光合成であり、確かに「植物は地球をかえた!」のである。 光合成はカルビン回路へのCO2とりこみから始まる。この反応を触媒する酵素が、ル |